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PISHATTO Vol.10 ありがとうございました!

博多発デザインと社会の関係をピシャっとする公開講座「PISHATTO“ピシャっと”」
第10弾を開催しました。


ナビゲーターは、
株式会社アポロデザイン代表取締役
植村 康子(うえむら やすこ)さん。

香春町地域おこし協力隊
村井 勇輝(むらい ゆうき)さん


「つなぐ。まとめる。そして楽しむ。小さな会社のおせっかい(ソーシャル)デザイン」

今回はピシャッと史上初のナビゲーターお二人でした。

まずは植村さんのお話からスタート。

さまざまな人から影響を受けながら、数多くの企業のカッコイイ広告デザインに携わってきた植村さんがふと悩むことがありました。
「自分がやっていることってちゃんと伝わっているのかな?」

そんなことを考えていたときに出会ったひとつの言葉から新たな影響を受け、これから関わる仕事について考えるようになったそうです。

「デザインが行き届かないところにデザインを届けようと思っている人が少ない。」

この言葉の後に受けたお仕事はとても楽しく感じたそうです。
そのお仕事とは熊本にある
"杖立温泉"のホームページ制作。
http://tsuetate-onsen.com/
このホームページはアウトプットの格好良さを追求するだけではなく、現地の方たちと喧々諤々意見を交わしながら多くの人たちと交わって制作されたホームページだそうです。
このお仕事をきっかけに"作る過程をもっとデザインできる仕事"をやっていきたいと考えるようになったそうです。

いま、植村さんが代表を務めるアポロデザインさんが大切にしていることは3つ、
#共感
#目的と成果
#自覚

この3つのキーワードは、自分ごととして広報を考え、広告が一人歩きしてしまわないための大切なものでした。
植村さんのお話から"デザインする"ということの根本を教えていただけたように感じます。



続きまして村井さんのお話。
香春町のご紹介からスタート。

・奈良時代に銅が採掘されていた
・良質な石灰石の採掘
・「筑豊ラーメン山小屋」発祥の地
・特産品のあま干し柿とタケノコ などなど

一通りご紹介が終わると村井さんから衝撃の言葉
「パッとせーへんなー…」
会場からも笑いが起こりました。w

役場のひとも感じていたその言葉から、立ち上がることを決意します。
「カワラもマチおこしするばい!」
そこで発足された「香春町地域おこし協力隊」
最初の活動はDIYリノベーション講座の開催。
空き家の和室をアイランドキッチンにして生まれ変わった古民家を拠点に次の活動もスタートしていきます。

香春町ぐらしトライアルウィーク
http://fukuoka-ijyu.jp/lp/kawaramachi/
空き家だった古民家に7日間滞在しながら香春町での暮らしと、「仕事」「体験」「料理」「子育て」etc.
香春町での暮らしを体験する人の要望に合わせてさまざまなものを掛け合わせた生活を経験できる活動をスタートし、なんと移住の計画が進みはじめた方もいるようです。

「なにもない」からなんでもできる

なにもない真っ白な町だけどこれからみんなと一緒に作り上げられる町。
なにもない町がいつか「なにかがある町」にこれからすることができる町。


村井さんのお話から、都会では味わえない魅力、可能性、コミュニケーション、それらはなにもないようで確かにあるものだということを教えていただきました。


植村 康子さん、村井 勇輝さん、ご講演ありがとうございました!
ご参加くださったみなさまも、ご来場誠にありがとうございました。


次回のPISHATTOは第11弾
2017年2月23日(木)19:00〜20:30
ナビゲーター:田北 雅裕さん/九州大学大学院人間環境学研究院 専任講師
講演タイトル「地域(ソーシャル)の風景をコミュニティからデザインする」

ご予約は下記ホームページかお電話で。
http://www.ndg-nbs.ac.jp/pishatto/
092-411-6420

多くのご参加お待ちしております。

2017年01月26日

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